ホリデイ・トレッキング・クラブ

2018年度 開催のコース

活動レポート


2019. 2. 11
2019年第1回目のCHEERは埼玉県立小児医療センターにあるシミュレーションセンターKOBATONで開催でした!参加者30名に対してインスト12名という贅沢な布陣で、これまででも最大規模。そして、初の単独開催でした!! 年齢に関係なく、乳幼児健診を学ぶ姿勢にお互いが刺激しあい学びあういい雰囲気があり、1日があっという間に過ぎました。
小児T&A、HAPPYに負けじとちょっとずつ突き進んでおりますよ!
(CHEER代表 一ノ瀬 英史)



 

2019. 1. 6
今回、はじめて金井病院でコースを開催させていただきました。当初は6月に予定していたのですが大阪府北部地震のために延期となり、ご迷惑をおかけしていました。今回は1月ということもあり、体調不良で欠席される方や空港のトラブルで来れなくなってしまった方もおられたのが残念でしたが、研修医・ベテラン・看護師など様々な立場で働いておられる22名の参加者にお越しいただき、こどものみかたについて一緒に学ぶことができました。当院は150床規模の小さな病院で大きな部屋は用意できませんでしたが、会議室や検診の待合室、食堂などを使って、濃密にロールプレイをできたと思います。今後もまた開催していければと思いますので、皆様のご協力を引き続きお願いできれば幸いです。また、今回参加してくださった方々にもインストとしてご協力いただければと思いますので、よろしくお願いいたします!
(金井病院 総合診療科 松島 和樹)



 

2018.12.16
去る2018年12月15日、福山市(広島県)初となる小児T&Aコースが開催でき、無事盛会に終わりました。当県域では、非小児科医が小児診療を行うことがあまり多くなく、受講生も経験が少ないことから何を聞いて良いかも分からないという部分がありましたし、最初は緊張感もありとても静かな雰囲気でした。しかしインストラクターの皆さんの力もあり徐々にほぐれていったような気がします。後半は、次々と質問が飛び交い、それに対してのエキスパートオピニオンありで、時間が押してしまったくらいです。そしてコースの終わりには受講生の皆さんが、「小児診療をしたくなりました!」というのを聞いてとても嬉しかったです。
また来年度以降も、福山でこのコースを継続していきたいですし、これを機に非小児科医が小児診療を行える風土作りをしていきたいと思っております。
受講生の皆さんは1日お疲れ様でした。そしてインストラクターの皆さんはほぼ全員が1泊2日でしたが、遠くから本当にありがとうございました。
(藤井病院理事長 宮阪英)



 

2018.12.2
今年、法人コースとしては3回目、今回も楽しく小児T&Aを音羽で行うことができた。前回と変わった点はトリアージ・発熱後にすぐに昼食でそのあと喘鳴・有熱性けいれん・休憩・腹痛・嘔吐という形で参加者・インストも自然体でできたように感じた。たぶんこの形式が続くと思われる。さらに今回もまた、あらたな発見があった。(ことに私自身も驚いた)。 楽しいコースなので、来年も地域主催コースとして継続しておこなってゆきたい。
(音羽病院小児科 岡本茂)



 

2018.11.17-18
11月17日(土)18日(日)で石川県の加賀温泉で第22回HAPPYを開催しました。北陸での開催は、2014年に福井で開催されて以降2回目となります。僕自身、前回の福井でのHAPPYに受講生として参加し、HAPPYに魅せられて、その後スタッフとして参加し、今回石川県で開催する際に中心となって関われたことをとてもうれしく思っています。全国から27名の受講生が集まり、加賀観光ホテルにておいしい料理と温泉も堪能しながら、充実したコースとなりました。土曜日は、前日懇親会に地元ゲストとしてながたクリニックの永田理希先生に急性中耳炎の話をしていただきました。特別講演として兵庫県立こども病院の上村先生に現場での学びについてお話いただき、成育医療研究センターの鉄原先生に小児救急のABCについて、実例を交えながらレクチャーしていただきました。その後は5つのブースを回りながら、病歴と身体診察について体を動かし、頭を使い、大いにディスカッションして、大変盛り上がりました。地元北陸からの参加の先生も何人もいたので、今回をきっかけに北陸でも盛り上がっていければと思います。
(城北病院小児科 武石大輔)



 

2018.11.24
2018年11月24日に倉敷中央病院初の小児T&Aコースを開催しました。当院からの参加者に加えて、他施設からは、西は広島県三次市から、東は京都府よりお越しいただきました。職種も研修医、小児科医師、家庭医や診療所医師の先生方にも来ていただき、様々なバックグラウンドの方達と1日楽しく学ぶことができました。倉敷中央病院救急部門は、救急外来受診者6.6万人/年のうち小児科受診者が1.5万人を占めます。その中で、救急科と小児科が連携をとって診療にあたることの大切さを今回のT&Aコースで学びました。ぜひ来年もこのコースを通じて学びを深めたいと参加者・インストラクターからお声をいただきました。
来年もぜひ開催できればと思います!
(倉敷中央病院小児科 南征樹)



 

2018.10.28
去る2018年10月28日に第12回小児救急初療T&Aコースを開催しました。今回は医師9名に看護師4名、救命救急士1名の受講生に参加頂きました。様々な職種の受講生に参加して頂くことで、コース中のディスカッションにも広がりや深みが出ました。インストラクター側では、前回の第11回コースで受講生だったお二人に参加頂きました。教えることで更なる学びにつながったと思いますので、今後とも受講生からインストラクターになって頂く方を募集していきます。今年度の京都府医師会コースはこれで終了ですが、来年度も6月、11月頃に開催を予定しています。皆さまのご参加をお待ちしております!
(財団医療法人中村病院 小児科 木村学)



 

2018.10.21
2018年10月21日(日)に小児T&A藤田医科大学コースを開催いたしました。藤田医科大学では昨年に続き2回目の開催となり、好天の中の開催大変うれしく思います。愛知県内の初期研修医と総合診療の専攻医の先生方を中心に参加いただきました。多くの参加者が小児診療に課題を持っており、それを解決するヒントを持って帰ってもらえたかと思います。
また、昨年の参加者がインストとして戻って来てくれました。しっかりと教えることができたとともに、自分自身の学びもより深めてくれていたように思います。この小児T&Aを通じて小児診療の質が向上していくいいサイクルになっているのだと実感しました。
是非来年もこのコースを皆様のご協力のもと藤田医科大学で開催出来ればと考えております。
(藤田医科大学 総合診療プログラム 大杉泰弘)



 

2018.10.7
2018年1月 第1回目のコース開催から9ヶ月の時を経て10月7日に第2回目の小児T&Aコースを開催いたしました。今回は1月に受講生として参加してくださっていた先生方が数名インストラクターとして関わってくれるようになり、屋根瓦式の教育が徐々に出来上がってきていることを感じさせられました。地域医療が必須である先生も多く、"これから小児を診る際に何に注意をしていく必要があるのか事前に学ぶことができて良かった"などこれからの地域での小児診療に対して切実な思いを感じている様子が伺えた。また、前回のコースに参加し、今回はインストラクターとして参加していたメンバーからも、実際に現場でコースで学んだような症例に遭遇し、慣れないながらも学んだようにきちんと対応できたという話も参加者との間で交わされ、互いのモチベーションが高め合うことができるのも屋根瓦良いところなんだと実感しました。来年も是非、ここ永田町で小児T&Aコースが開催できることを楽しみにしております。
(こどものみかた T&Aコースディレクター 茂木恒俊)



 

2018.9.23
9月23日に山口大学医学部付属病院で山口県2回目の小児救急T&Aコースを開催しました。インストラクターは山口県内の小児科医、総合診療医を中心に集まり、昨年受講生として参加していただいた方も多数インストラクターとして参加していただきました。受講生は山口県内だけでなく、大分、鹿児島からも参加していただき、初期研修医、総合診療専攻医、看護師さんと様々なバックグラウンドの方の参加がありました。受講生が少なかったこともありますが、今回は受講生とインストラクターの数がほぼ同数という贅沢なコースとなりました。各グループで活発に質問もあり、Expert opinion含め小児科専門医からTipsを教えていただけました。インストラクターも学ぶことができ、非常に有意義な時間を過ごすことができました。今回受講生だった方に次回ぜひインストラクターとして参加していただければと思います。また、このコースを通じて、山口県の顔の見える関係作り、小児診療の連携に少しでも貢献できればと思います。
(須佐診療センター 片山寛之)



 

2018.9.17
9月17日、大阪にて乳幼児健診ワークショップは新たにCHEERという名称を掲げて開催することができた。今回から、新しいロゴも出来上がり内容もブラッシュアップしてハンズオンなどを楽しむことができた。毎年恒例の日本プライマリ・ケア連合学会秋季生涯教育セミナーで1日コースの枠を担当。34名の参加者がシミュレーターや音源、動画等に触れながら、乳幼児健診の全体像から各月齢の診察方法などについて学習をすることができた。インストラクターも6名で、日々1次健診から2次健診、その後のフォロー診療までされている講師陣を揃えて行うことができ、最後の質疑応答も盛況に終わった。
(いちのせファミリークリニック 一ノ瀬英史)



 

2018.9.2
夏の終わりの9月2日(日)、金沢にある城北診療所で小児T&Aを開催しました。金沢での小児T&A開催は今回で5回目です。昨年から地域主催コースで、1名をのぞいて受講生もインストラクターも北陸3県から集まってくれました。今回の受講生は研修医・看護師・家庭医とバラエティに富んでいました。インストラクターは、安定のベテランと、金沢T&A受講生から生まれた若手が交わりあって、いい感じ。ロールプレイはどのグループも盛り上がって、時間が押したために、休憩時間を削ったため、受講生もインストラクターも疲れたと思いますが、最後の集合写真ではみないい笑顔を見せてくれたので、いい学びになったと思います。受講生の感想でも「実際現場にいるような気持ちで臨めるし、多職種の方の意見が聞けてよかった。」と嬉しい声が届きました。終わった後の懇親会は、緊張感から解放されたのもあってか、大盛り上がり!また来年、今回参加してくれたメンバーとも一緒に金沢で小児T&Aをしたいと思いました。
(城北病院 小児科 武石大輔)



 

2018.8.26
2010年から始まった外来小児科学会でのこのワークショップは、今年で9年連続9回目のセッションとなりました。協力してくださるインストラクターもベテラン勢が集まり、安定感の高いワークショップへ成長いたしました。今年は会頭指定ワークショップという推薦もいただきました。ここ3年で参加者層の変化も起きており、3年前は1〜2名参加していた医療事務の方々の口コミも広がってか、今年は10名ちかくの方々が積極的に参加し、私たちも受付や待合いで気になる子がいたら何とかできないかというモチベーションを持って参加してくださっておりました!現場の看護師と一緒に講義やロールプレイを行い、互いに刺激を受けている様子が印象的でした。
来年の外来小児科学会は福岡で開催されるようです。
10回目のワークショップ開催はあるのでしょうか?
これからも皆様と一緒に発展し続けるワークショップでありたいと思います。
(久留米大学医療センター総合診療科 茂木恒俊)



 

2018.8.19
ずっと誘致の取り組みをしてきた小児T&Aですが、岡山県開催2回目になりました。今年は県南の倉敷中央病院でも開催になるそうです。岡山県北部の小児診療の要である津山中央病院小児科の先生方のご助力もいただき、無事コースを実施できました。全国から来てくださったインストラクターの皆様にも、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
受講生は、津山中央病院の初期研修医に加え、岡山大学・岡山家庭医療センターの総合医療専門研修プログラム専攻医や兵庫医科大学の小児科専攻医・クリニック看護師等の計23名に参加いただきました。日ごろから小児診療に接している方もいれば、そうでない方まで様々な背景の受講生が混在していましたが、誰もが熱心に講義やシミュレーションに取り組んでいました。Teaching is learningと申します。来年度も引き続き開催を予定していますので、今回受講していただいた方には、ぜひ今度は教える側に回っていただければと思います。
(奈義ファミリークリニック 賀來 敦)


 

2018.7.22
2010年から始まった小児TandA 宇治徳洲会コース
小児科診療の第一線を担ってくれている、研修医の先生、外来や病棟の看護師さんに目の前の子ども、どこが危ないの、安心して帰していいの?
じっくり言葉に出して一緒に考える贅沢な1日でした。
受講をきっかけに、小児診療に関わる仲間が増えますように!
(宇治徳洲会病院 小児科医長 篠塚 淳)


2018.7.15
2018年7月15日(日)に小児T&A長浜コースを開催いたしました。2014年に初めて開催してから5回目の開催で、昨年に引き続き2回目の地域優先コース(法人共催コース)でした。今回は、滋賀県内の研修病院から多くの初期研修中の先生が受講してくださいました。将来、小児科志望の研修医だけでなく、他科志望の方々もたくさんおられました。また、小児科後期研修医一年目の医師も参加していただき、これから本格的に小児科専門医となっていく前の、知識の整理になったのではないかと思います。滋賀県からだけでなく、大阪から受講してくださった看護師の方もおられ、小児T&Aコースの底堅いニーズを感じました。私は他の小児医療コースのインストラクターも行いますが、小児T&Aコースは、その中で最も実際の小児診療に沿ったコースなのではないかと考えています。このようなコースは、スタッフの共通言語として普及することが大切だと思います。医師だけが知っていても、看護師だけが知っていてもうまくいきません。また、あまりにも専門的すぎても、学習すべきコンテンツが多すぎても、受講者の裾野が広がりません。「あの人、普通の人だと思ってたら、押さえるところ、ちゃんと知ってるのね!ステキ!!!」という人を育成していくようなコースではないかなと評価しています。
 今回で、長浜赤十字病院としては5回目の開催となりました。もちろん、毎回、コースとしては運営もスムーズになり成熟しつつあります。しかし小児T&Aコースを通じての地域小児医療の連携、発展という点では、まだまだ改善の余地があると考えています。今後も、定期開催を目指していきたいと考えています。協力してくださったインストラクターの皆様にお礼を申し上げるとともに、今後も協力して頂けると幸いです。よろしくお願いします。
(長浜赤十字病院 新生児科 部長 山本正仁)


2018.7.8
毎年、初々しく入社してくる初期研修医と家庭医は、早々に小児診療を行わなければなりません。医師も患者家族も双方が、少しでも不安が軽減できるようにできるように、今年も飯塚病院で小児T&Aを開催しました!
 丁度2日前からの西日本集中豪雨の直後ということもあり、飯塚病院周辺でも水害が発生していましたが、なんとか7月8日に初期臨床研修医1年目15名、2年目1名(川崎病院)、家庭医1年目2名、病棟看護師2名を受講生として迎え、初期臨床研修医2年目、家庭医、小児科医を講師としての布陣におき、暑く1日を送ることができました。デモでは、劇団かいた座の家庭医3人が熱演を繰り広げてくれました。コース中には、すでに数回の小児外来当直をこなしているせいか、初期研修医から実践的な質問・議論が飛び交っており、さすが飯塚病院と感心させられました。レクチャーも2年目以降の先生が入念にレクチャーを準備してくれました。他のT&Aコースもこなしているせいか、最後まで集中を途切らせることなく、インストのみなも多くの学びを得て、無事にコースを終了することができました。
(いちのせファミリークリニック 副院長 一ノ瀬英史)


2018.5.13
中村病院小児科の木村です。去る2018年5月13日に京都府医師会館にて、第11回小児救急初療T&Aコースを開催しました。今回は医師6名に看護師9名と、これまでより看護師さんの割合が多いコースになりました。コース中は、コメディカルスタッフにも医師役をシミュレーションで経験して頂くので、受講前は不安を持たれている受講生もおられましたが、実際に医師役を経験頂くことで、医師の思考過程や疾病態へのアプローチの方法も持ち帰って頂けたと思います。また医師の受講生にも、実臨床では看護師さんと共に診療にあたることが常ですから、チームワークを持って対応することの重要性も学んで頂けたと思います。コース後の受講生からからも、「医師がどのようなことに注意しながら診察されているのかが理解できて大変勉強になりました(看護師)」や「看護師の方と一緒にロールプレイし、自分の足りない部分を的確に補ってくださり、チーム医療の重要性を実感できました(研修医)」といった感想を頂きました。 次回は2018年10月28日(日)に開催予定です。皆さまのご参加をお待ちしております!